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2025.04.16 更新
過激さを競う「アテンション・エコノミー」の罠 ――中毒的なコンテンツの包囲網にどう立ち向かうか
山本龍彦
imidas
「アテンション・エコノミー」という言葉をご存じだろうか。航空機内のアナウンスなどで聞く「アテンション・プリーズ(ご注目ください)」の「アテンション」。すなわち「注目経済」「関心経済」などと訳される。そんな言葉は知らないという人も、実はとっくにその影響下にある。しかもかなり強い影響下に、である。
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2025.04.09 更新
失踪願望。
椎名 誠
連載
第33回 ネクタイ、命日、逃亡記 二〇二四年一月
この日記を始めて何年目になるのだろうか。年が明けるといつも雑煮のことから書いているような気がする。ここ数年、元日から来客、ということもなくなり、雑煮やおせちのことしか書くことがないのだ。 -
2025.04.09 更新
惑星巡礼
角幡 唯介
連載
第221回 鎌倉最高峰
鎌倉といえば海が真っ先に思い浮かぶが、山のほうもそれなりに魅力的だ。海のすぐ近くまで低山がせり出し、豊かな緑のなかにトレイルが縦横無尽につづき、歩いていて楽しい。鎌倉アルプスなどという呼び名もあり首都圏近郊の低山ハイキングコースとして人気である。 -
2025.04.09 更新
知ってた? いまさらきけない宇宙の話
文 村沢 譲/イラスト 高田エミ
連載
第8回 恐竜を滅ぼした隕石のナゾ
宇宙作家・村沢譲と宇宙好き漫画家・エミ先生の楽しい宇宙講座です。予備知識は一切不要!今回の話題は、「恐竜を滅ぼした隕石、次に落ちてきたらどうなる?」 -
2025.03.26 更新
旅から生まれた名画
中野 京子
連載
第14回 恋の旅
恋は、それ自体が旅のようなもの。その道筋は広々と真っ直ぐだったり、危険な急カーブを描いたりする。明るい陽射しに恵まれもすれば、嵐に阻まれる場合もある。見晴らしの良さを楽しむ一方、あっという間に行き止まりになったりもする。すばらしい風景に陶酔し、薄暗い迷路で死にたくなることもある。 -
2025.03.26 更新
いろいろな人のいろいろな色
色覚多様性をめぐって川端裕人
連載
第27回 第6章 色覚マイノリティの先生たち②
前回から、宮崎県立都城工業高等学校の岩﨑真寿美先生(教科は国語)と、福岡県立八幡工業高等学校の田口陽一先生(教科は数学)のお話を聞いています。すでに、ご自身が児童、生徒であった頃の学校でのことや、教師として働き始めてからの職場でのことを教えてもらいました。 -
2025.03.19 更新
大久保佳代子のほどほどな毎日
大久保 佳代子
連載
第6回 弾まない、交わらない、成り立たない。
ハラスメントを避けながら試みる、20代と50代の会話
最近、若い世代と何を話したらいいのかわからない。例えば、20代前半と思われる若いA Dさん。昔だったら「彼氏いるの?」「恋愛どうなの?」なんて話もできたかもしれない。でも、今そんなことを聞いたらセクハラになっちゃうし。かといって、年齢や出身地を聞くのは個人情報だから躊躇してしまうし。 -
2025.03.05 更新
『家父長制の起源』刊行記念 上野千鶴子氏×佐藤文香氏対談【後編】
上野千鶴子(社会学者)×佐藤文香(社会学者)
インタビュー
【後編】2024年4月から9月にかけて放送された、NHK連続テレビ小説『虎に翼』。同作は男女不平等をめぐる多くの矛盾や不条理を真正面から扱い、話題を集めた。物語の中で重要なキーワードとなったのが「家父長制」だった。
連載
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2025.04.09
失踪願望。
椎名 誠
- 第33回 ネクタイ、命日、逃亡記 二〇二四年一月
- この日記を始めて何年目になるのだろうか。年が明けるといつも雑煮のことから書いているような気がする。ここ数年、元日から来客、ということもなくなり、雑煮やおせちのことしか書くことがないのだ。
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2025.04.09
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- 鎌倉といえば海が真っ先に思い浮かぶが、山のほうもそれなりに魅力的だ。海のすぐ近くまで低山がせり出し、豊かな緑のなかにトレイルが縦横無尽につづき、歩いていて楽しい。鎌倉アルプスなどという呼び名もあり首都圏近郊の低山ハイキングコースとして人気である。
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2025.04.09
知ってた? いまさらきけない宇宙の話
文 村沢 譲/イラスト 高田エミ
- 第8回 恐竜を滅ぼした隕石のナゾ
- 宇宙作家・村沢譲と宇宙好き漫画家・エミ先生の楽しい宇宙講座です。予備知識は一切不要!今回の話題は、「恐竜を滅ぼした隕石、次に落ちてきたらどうなる?」
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2025.03.26
旅から生まれた名画
中野 京子
- 第14回 恋の旅
- 恋は、それ自体が旅のようなもの。その道筋は広々と真っ直ぐだったり、危険な急カーブを描いたりする。明るい陽射しに恵まれもすれば、嵐に阻まれる場合もある。見晴らしの良さを楽しむ一方、あっという間に行き止まりになったりもする。すばらしい風景に陶酔し、薄暗い迷路で死にたくなることもある。
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2025.03.26
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色覚多様性をめぐって川端裕人
- 第27回 第6章 色覚マイノリティの先生たち②
- 前回から、宮崎県立都城工業高等学校の岩﨑真寿美先生(教科は国語)と、福岡県立八幡工業高等学校の田口陽一先生(教科は数学)のお話を聞いています。すでに、ご自身が児童、生徒であった頃の学校でのことや、教師として働き始めてからの職場でのことを教えてもらいました。
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2025.03.19
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大久保 佳代子
- 第6回 弾まない、交わらない、成り立たない。
ハラスメントを避けながら試みる、20代と50代の会話 - 最近、若い世代と何を話したらいいのかわからない。例えば、20代前半と思われる若いA Dさん。昔だったら「彼氏いるの?」「恋愛どうなの?」なんて話もできたかもしれない。でも、今そんなことを聞いたらセクハラになっちゃうし。かといって、年齢や出身地を聞くのは個人情報だから躊躇してしまうし。
- 第6回 弾まない、交わらない、成り立たない。
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2025.01.15
能になった平家物語
林 望
- 第3回 男に翻弄されながらも、自分の人生を生き抜く
『平家物語』の女たち - 巴御前は、『平家物語』に出てくる女たちの中でも、とりわけ人気の高い一人です。強く、美しく、かつ、深い哀しみを秘めています。木曾義仲の愛妾、巴御前は女ながらに一人当千の荒武者で、敵方の武者を捕まえては鞍にねじ伏せ、首をねじ切るという強者です。
- 第3回 男に翻弄されながらも、自分の人生を生き抜く
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2024.12.25
あなをかし、3分でわかる! 「源氏物語」と紫式部
奥山 景布子
- 第50回(最終回) これからの「源氏物語」
- 1年間、「源氏物語」と紫式部についてさまざまなテーマでお送りしてきました。最終回は、〈これからの「源氏物語」〉です。『フェミニスト紫式部の生活と意見~現代用語で読み解く「源氏物語」~』
インタビュー
&
トピックス
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2025.03.05
『家父長制の起源』刊行記念 上野千鶴子氏×佐藤文香氏対談【後編】
上野千鶴子(社会学者)×佐藤文香(社会学者)
【後編】2024年4月から9月にかけて放送された、NHK連続テレビ小説『虎に翼』。同作は男女不平等をめぐる多くの矛盾や不条理を真正面から扱い、話題を集めた。物語の中で重要なキーワードとなったのが「家父長制」...
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2025.03.05
『家父長制の起源』刊行記念 上野千鶴子氏×佐藤文香氏対談【前編】
上野千鶴子(社会学者)×佐藤文香(社会学者)
【前編】2024年4月から9月にかけて放送された、NHK連続テレビ小説『虎に翼』。同作は男女不平等をめぐる多くの矛盾や不条理を真正面から扱い、話題を集めた。物語の中で重要なキーワードとなったのが「家父長制」...
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2025.02.05
観る将注目! 棋士と着物の深~い関係【2024SUMMER】
白瀧呉服店で髙見泰地七段と佐々木大地七段がトークショー加藤裕子
3年目となった【棋士と和服】プレミアムトークショー((株)ねこまど・白瀧呉服店共催)に今回登壇したのは髙見泰地七段と佐々木大地七段。プライベートで一緒に旅行に行くなど普段から仲が良いことで知られ...
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2024.12.25
『沸騰大陸』刊行記念ロングインタビュー
三浦英之さん三浦英之さん
いま最も注目されるルポライターである三浦英之さんの最新刊『沸騰大陸』が好評発売中です。『沸騰大陸』は、三浦英之さんにとって4作目のアフリカ取材作品。『日報隠蔽 南スーダンで自衛隊は何を見たのか』では当時アフリカに派遣されていた自衛隊PKO活動にまつわる闇を、『牙 アフリカゾウの「密猟組織」を追って』では日本も関与する...
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2024.12.25
羆文学の金字塔を打ち立てた直木賞作家、キャンプにハマる【後編】
──河﨑秋子さんのソロキャンプ密着記河﨑秋子さん
聞き手 中村 計(ノンフィクションライター)『ともぐい』で猟師とボス羆の対決を描いた、直木賞作家の河﨑秋子さん。インタビューの前編では、ヒグマをものともしない...
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2024.12.18
羆文学の金字塔を打ち立てた直木賞作家、キャンプにハマる【前編】
──河﨑秋子さんのソロキャンプ密着記河﨑秋子さん
聞き手 中村 計(ノンフィクションライター)明治後期の山奥に一人暮らす猟師とボス羆の対決を描いた『ともぐい』で直木賞を受賞した、作家・河﨑秋子さん。時に現実を上回るほどのリアリティで北海道の自然を鮮烈に描いた作品の数々に触れた後、実は彼...