連載
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2025.01.22
大久保佳代子のほどほどな毎日
大久保 佳代子
- 第4回 “男子と話さない同盟”の未婚3人組の珍道中
- 東京には大切な仲間や友達がいます。聞いてもらいたい話があるときや愚痴りたいことがあるときは仕事終わりに集合。ゴハンを食べながらあーだこーだと盛り上がることも。大学進学を機に上京してから、人生の大半を東京という街で過ごしてきた私は、そんな仲間たちと過ごす時間がとても多かった。
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2025.01.22
わん!ワールド ウィークリー占い
特集コラム『わん!ワールド占い』的人間関係攻略法「金のわんこ」「土のわんこ」平賀 隆生
- 2025年 1/22~1/28の運勢
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2025.01.15
知ってた? いまさらきけない宇宙の話
文 村沢 譲/イラスト 高田エミ
- 第5回 地球のピンチに大活躍! 人工衛星って何?
- 地球や天体の観測、放送・通信など、さまざまな目的のために打ち上げられているのが人工衛星です。国際宇宙ステーションも人工衛星のひとつといえます。日本は、ここ十数年ほどを思い返してみても、地震、豪雨、台風、土砂災害、津波、火山噴火などのさまざまな自然災害が発生しています。そして災害に対して、予測や減災のために使われているのが、宇宙からの目、人工衛星なのです。
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2025.01.15
能になった平家物語
林 望
- 第3回 男に翻弄されながらも、自分の人生を生き抜く
『平家物語』の女たち - 巴御前は、『平家物語』に出てくる女たちの中でも、とりわけ人気の高い一人です。強く、美しく、かつ、深い哀しみを秘めています。木曾義仲の愛妾、巴御前は女ながらに一人当千の荒武者で、敵方の武者を捕まえては鞍にねじ伏せ、首をねじ切るという強者です。
- 第3回 男に翻弄されながらも、自分の人生を生き抜く
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2025.01.15
惑星巡礼
角幡 唯介
- 第215回 倒木処理 その1
- 「あれ、なんかあそこに木が倒れてない?」台所の窓からそんなことを妻がつぶやいたのが10月中旬だったろうか。わが家の裏は家屋の1メートル脇から急傾斜地になっている。窓をのぞくと、たしかに15メートルほど上方の途中に倒木がひっかかっているように見える。
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2024.12.25
旅から生まれた名画
中野 京子
- 第11回 森の中
- 森のそばに貧しい樵(きこり)の一家が住んでいた。飢饉の到来で、いよいよ一家は追いつめられ、このままでは家族全員餓死するばかりとなった時、妻は夫にこう言った。
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2024.12.25
あなをかし、3分でわかる! 「源氏物語」と紫式部
奥山 景布子
- 第50回(最終回) これからの「源氏物語」
- 1年間、「源氏物語」と紫式部についてさまざまなテーマでお送りしてきました。最終回は、〈これからの「源氏物語」〉です。『フェミニスト紫式部の生活と意見~現代用語で読み解く「源氏物語」~』
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2024.12.18
失踪願望。
椎名 誠
- 第31回 ソコーツ、おみやげ、閉塞感 二〇二三年一一月
- タクシーに乗って新宿を抜け病院に向かう。御苑の並木の銀杏が色づいてきた、とか書きたいものだがどちらかといえばこのごろは胃のきげんが悪い。ムカシは胃に歯のある男と言われたものだが胃酸過多というやつだろうか。
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2024.10.30
現代英語で読み解くアメリカ大統領選2024
前嶋和弘
- 第3回 「現代英語で読み解くアメリカ大統領選2024③」
分断の先はあるのか - 間もなく11月の本選挙を迎えるが、「ハリス対トランプ」は激戦州を含む世論調査の数字をみると、依然として超僅差(razor-thin margins:カミソリのように薄い差)である。接戦の中、競り勝つために分断をあおるような言葉ばかりが目立つ選挙だが、分断の先に党派性を超える何かの共通項はあるのだろうか。
- 第3回 「現代英語で読み解くアメリカ大統領選2024③」
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2024.09.25
いろいろな人のいろいろな色 色覚多様性をめぐって
川端 裕人
- 第5章 色覚マイノリティのアナウンサーが
「色の情報」を伝えるとき - 臨床検査技師で超音波検査を主な仕事としてきた服部博明さんは、自分の色覚を理解した上で、得意技を磨くことで職業的な人生を豊かにしてきたように見えます。
- 第5章 色覚マイノリティのアナウンサーが
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2024.09.04
教養としての脳科学
茂木健一郎
- 第4回 人間無視とAIの袋小路
- 1.人工知能によって無効化される「人間」 今、人間の「脳」が揺らいでいる。 人工知能の急速な発達により、人間の脳本来の意義とその可能性が、一方では軽んじられ、また一方では過大視される状況になってきた。しばしば議論される、人工知能に人間の仕事が奪われるというテーマを超えて、人間の存在自体が疑問視される状況が生まれつつある。
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2024.07.24
私の愛する古典の魅力
能になった源氏物語林 望
- 第3回 すべて夢の中 『半蔀(はじとみ)』
- 源氏物語のなかでも、夕顔の巻は親しみやすいのか、非常に人口に膾炙している人気の高い物語です。京都の場末にあたる五条というごみごみとした町の中に、ひっそりと隠れ暮らしている若い女性。源氏との最初の接点は夕顔の花。そして、二人は出逢い、瞬く間に恋が芽生え、その絶頂のなかで早すぎる死を迎える…。
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2024.06.26
ミクソヴァース ―変形菌たちの世界―より
増井 真那
- 最終回 未来の自己へ
- 変形菌は、か細くて弱々しい存在に見えるかもしれません。だけど、私はその生き方からエレガンスを、さらにたくさんの問いかけ——「自己ってなんだろう」「これからの自己はどうなっていくのだろう」——を感じ取ります。愛する変形菌たちと共に生き、対話を続け、その特異な「自己」のあり方に、私はこれからも触発されていくのです。
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2024.05.29
東洋の至宝を欧米に売った美術商──山中商会と英国王室コレクション
もうひとつの『ハウス・オブ・ヤマナカ』朽木ゆり子
- 第3回 山中商会が現代に残したもの。
- 英国王室との関係も深まり、英国における日本美術と山中商会の名声は最高潮に達したかに見えた。しかし、第二次世界大戦がその流れを一気に打ち砕く。それでも日本美術を海外に紹介した業績が消えるわけではない。
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2023.12.06
いのちノオト
稲葉 俊郎
- 第6回 「はらわた」で考える
- わたしは医術と芸術とが極めて近い場所にいるという感覚を持っています。人が治癒するプロセスは、失われた全体性を回復するプロセスでもあるのですが、そのプロセスは芸術体験に近いと感じているからです。
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2023.08.30
読むダイエット
高橋源一郎
- 最終回 世界の果てで食べる
- 4月になって、長男が高校を卒業し、自宅に戻ってきた。彼は小学校2年の頃から、寮生活をおくってきたので、11年ぶりで自宅暮らしを開始したのである。びっくりだ。長男が家にずっといると不思議な気分になる。なんだか家人が増えたという感じだろうか。まあ、中学までは週末には戻ってきたし、高校生になってからは、夏休みや冬休みにはずっといたわけなのだが。
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2022.10.26
まるごとバナナが、食べきれない
大久保 佳代子
- 第1回 冷水をぶっかけて取り戻したい、女の鮮度と賞味期限
- 一人暮らしをしていると、困るのが食材の賞味期限。家族でもいれば使い切れるんだろうけど、一人だと食ベ切れないから、どうしても余っちゃうから。