新着記事
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2026.05.13 更新
日々雑食京都
仁平 綾
連載
第1回 ハモに目醒める
土地土地の食べものがある。スーパーに足を運ぶと、ずばりわかる。京都といったら、なんといっても「鱧(はも)」である。移住したばかりの初夏、近所のスーパーの魚売り場で、素通りできずに思わず立ち止まった。プラスチックの細長いトレーに並ぶ、白い身を開いた魚たち。二等辺三角形の鋭く尖った頭が付いているものもある。 -


2026.05.13 更新
惑星巡礼
角幡 唯介
連載
第247回 シロクマ狩り(シオラパルッ編)
今年はシロクマのずいぶん多い年で、ウーマやファーヤーイという若手猟師やベテランのアビギが、極夜があける前からよく犬橇(いぬぞり)を出していた。村から30キロほど離れたインナンミウ岬の近くの氷山帯に足跡がたくさんあるらしい。この氷山帯を西に抜けたところでカーナッの猟師が2月に1頭獲り、シオラパルッの村でも夜中にふらふらやってきたのが1頭獲られた。 -


2026.05.13 更新
失踪願望。
椎名 誠
連載
第42回 リハビリ、バンパク、焼きおにぎり
年始に退院をしてから、毎週、訪問介護という形で介護士さんと理学療法士さんが自宅に来てくれる。理学療法士なる資格や仕事があるなんてことをほとんど知らなかった。聞いたことぐらいはあったが介護と看護の区別もできてなかった。自分の人生には関係ないものだと決めつけていた。やっぱりオロカに生きていたのだ。 -


2026.05.13 更新
映画監督って何者よ?――物語への欲望
第1回 映画監督は偉いのか樫原辰郎(映画監督/脚本家/評論家)
imidas
かなり昔、映画では食えないものだから派遣のバイトに登録して、駅前でティッシュを配ったり、分譲マンションのプラカードを持って立ったり、マンションのポストに片っ端からチラシを突っ込むポスティングなどをして生活していた時期がある。確か下北沢の駅前でティッシュを配った帰り道で、一緒にティッシュ配りをしていた若い女の子に「なんで定職につかないんですか?」とたずねられたことがあって、ちょっと返答に困ったのだった。
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2026.04.28 更新
EKIBEN――食べられる曼荼羅
中沢新一
連載
第3回 野趣あふれる特殊弁当
「普通弁当」である幕の内弁当とは別に、駅弁には「特殊弁当」と呼ばれるものがある。米のご飯の上や脇に、各地方の特産品の調理を添えて、折り詰めにした弁当である。駅弁というものが現れた頃は、幕の内弁当が主流であったが、しばらくしてこの特殊弁当なるものが登場し、いまではむしろこちらのほうが駅弁の代名詞となっている。 -

2026.04.28 更新
村の存亡を賭けて、学校を作る
黒川祥子
連載
第4回 村の存亡を賭けて、学校を作る 長野県栄村の挑戦④
長野県最北、小さな村でその「存亡」を賭けて取り組む独自の学校作りが進んでいる。今回は統合を目前に控えて行われたふたつのイベント、運動会と文化祭の様子を通じて「子どもが自分たちで決めていく」学校の姿を描き出す。 -

2026.04.28 更新
いのちノオト
稲葉 俊郎
連載
第2部 第2回 開かれた円環に、いのちは宿る
――ゆらぎから立ち上がる世界のかたち
2025年に大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会)が開催されました。6か月の開催で3000万に近い人が足を運んだとされています。その壮大なお祭りは、「いのち」がテーマでした。わたしは、2025年の大阪・関西万博に何度も足を運びながら、訪れるうちに2026年からは「いのち」が中心となる世界へと大きく舵を切っていくことを全身で感じたのです。 -

2026.04.22 更新
大久保佳代子のほどほどな毎日
大久保 佳代子
連載
第19回 年々、どうでもよくなっていく「誕生日」という「記念日」。
昨年の5月12日、54歳の誕生日、私は何をしていたのでしょうか。スケジュールを振り返ってみたところ、この日は「ゴゴスマ」の収録で名古屋へ。それが終わったのが21時過ぎだから、そこから誕生祝いをするとは思えないんだけど。
連載
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2026.05.13
日々雑食京都
仁平 綾
- 第1回 ハモに目醒める
- 土地土地の食べものがある。スーパーに足を運ぶと、ずばりわかる。京都といったら、なんといっても「鱧(はも)」である。移住したばかりの初夏、近所のスーパーの魚売り場で、素通りできずに思わず立ち止まった。プラスチックの細長いトレーに並ぶ、白い身を開いた魚たち。二等辺三角形の鋭く尖った頭が付いているものもある。
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2026.05.13
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角幡 唯介
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2026.05.13
失踪願望。
椎名 誠
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2026.04.28
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2026.04.28
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2026.04.28
いのちノオト
稲葉 俊郎
- 第2部 第2回 開かれた円環に、いのちは宿る
――ゆらぎから立ち上がる世界のかたち - 2025年に大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会)が開催されました。6か月の開催で3000万に近い人が足を運んだとされています。その壮大なお祭りは、「いのち」がテーマでした。わたしは、2025年の大阪・関西万博に何度も足を運びながら、訪れるうちに2026年からは「いのち」が中心となる世界へと大きく舵を切っていくことを全身で感じたのです。
- 第2部 第2回 開かれた円環に、いのちは宿る
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2026.04.22
大久保佳代子のほどほどな毎日
大久保 佳代子
- 第19回 年々、どうでもよくなっていく「誕生日」という「記念日」。
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2026.04.15
中村哲を求めて 取材旅4万2000キロ
山岡淳一郎
- 第8回 ガンベリの薔薇
- 2023年4月11日の朝、目が覚めると悪寒がした。喉が渇くので、枕元に置いていた500mlのペットボトルに入ったミネラルウォーターを半分ほど飲み、ベッドから出る。“郷に入っては郷に従え”と、だぶだぶのシャルワルカミーズの上下を身に着け、携帯やICレコーダーのバッテリーを確かめ、取材メモを整理していると急に腹が痛みだした。慌ててトイレに駆け込む。ひどい下痢だった。
インタビュー
&
トピックス
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2026.04.08
アルテイシア×太田啓子『男と女、どっちがずるい? 10代のジェンダー、49の疑問と悩み』刊行記念対談
社会は勝手に変わるのではなく、いろんな人の努力で少しずつ変わるアルテイシア×太田啓子
全国の学校でジェンダーについての授業をおこなっている作家のアルテイシアさんと弁護士の太田啓子さん。新刊『男と女、どっちがずるい? 10代のジェンダー、49の疑問と悩み』では、よく聞かれる49の疑問や悩みに二人が答えます。本の成り立ちから、10代のリアルなジェンダー意識まで。現場を知る二人の対談を...
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2026.03.25
『シリアの家族』刊行記念対談
内なる故郷・原風景を求めて小松由佳×角幡雄介
「今世紀最悪の人道危機」といわれたシリアの内戦やイスラム文化を“内側”から描いたドキュメンタリー写真家・小松由佳さんの『シリアの家族』が第23回開高健ノンフィクション賞を受賞し、版を重ねている。小松さんは沙漠で暮らすシリア人男性と結婚し、アサド政権下で難民となったシリアの人々の取材を続けて...
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2025.12.17
『「発達ユニークな子」が思っていること』(日本実業出版社)
著者・精神科医さわ先生インタビュー精神科医さわ
ベストセラー『子どもが本当に思っていること』(日本実業出版社、2024年刊行)の著者、精神科医さわ先生の2冊目の著書『「発達ユニークな子」が思っていること』が話題です。さわ先生が、「発達ユニーク」という言葉に込めた思い、そして、すべての子どもが生きやすくなるた...
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2025.11.26
<刊行記念インタビュー>
『シリアの家族』 小松由佳さん小松由佳
大学時代は山岳部に所属し、2006年に世界第2位の高峰「K2」に日本人女性で初めて登頂した小松由佳さん。山を下りると次なる目標として写真家を志し、アジアの沙漠や草原を旅するなかで、ある一家に魅せられます。シリアのオアシス都市パルミラで、沙漠の伝統を守りながら生活する...
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2025.10.29
<刊行記念インタビュー>
『ヒゲのガハクごはん帖』 梅村由美さん&山口晃さん梅村由美×山口晃
アートを軸に、旅や本などにまつわる記事を扱うウェブメディア「MON ONCLE(モノンクル)」の人気連載を単行本化した『ヒゲのガハクごはん帖』がこのほど発売となりました。「ガハク」こと、人気画家の山口晃さんの日常とはどんなものなのか? 共に暮らす...
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2025.10.22
『『SPY×FAMILY』超家族論 ――大人を育てる「子どもの力」』書評:「普通の家族」とは何か? 考えるきっかけになる一冊
精神科医さわ(医師)
2025年10月6日に刊行されたばかりの集英社学芸芸単行本『『SPY×FAMILY』超家族論――大人を育てる「子どもの力」』〈齋藤孝 (著) 遠藤達哉 (漫画・対談)、集英社刊〉は、人気漫画『SPY×FAMILY』(スパイファミリー)を読み解...

















