『テクノ封建制 デジタル空間の領主たちが私たち農奴を支配する とんでもなく醜くて、不公平な経済の話。』
ヤニス・バルファキス 著/斎藤幸平 解説/関美和 訳(集英社、2024年)
【後編】
『テクノ封建制』を読む
更新日:2025/06/11
●一神教的な世界観から抜け出せない人たち
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内田樹(うちだ・たつる)
1950年東京都生まれ。神戸女学院大学名誉教授、神戸市で武道と哲学研究のための学塾・凱風館を主催。合気道凱風館師範(合気道七段)。東京大学文学部仏文科卒、東京都立大学人文科学研究科博士課程中退。専門は20世紀フランス文学・哲学、武道論、教育論。著書は『ためらいの倫理学』『レヴィナスと愛の現象学』『寝ながら学べる構造主義』『先生はえらい』『日本型コミューン主義の擁護と顕彰』など多数。『私家版・ユダヤ文化論』で第六回小林秀雄賞、『日本辺境論』で2010年度新書大賞および第三回伊丹十三賞を受賞。
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