バイセクシュアルだと言っていた一人息子のアレックスから、ある日、
「自分はノンバイナリー。男でも女でもないし、男でもあり女でもある」
と打ち明けられた母・アミア。
ノンバイナリーって？　LGBTQ+って？
突然の子供からのカミングアウトに揺れながら、
理解したい一心で、ジェンダーやLGBTQ+の学びを始めるが…。
混乱し、悩み、行きつ戻りつしながらの奮闘の日々の先に、
子供とそのパートナーや、夫との関係にも新たな変化が…。

――親にだって〝アライ（味方）〟は必要だ！
ジェンダーマイノリティーをめぐる世界の動きに戸惑う、
親世代の本音をつづって、共感必至のノンストップエッセイ！


【目次より】
この本を開いてくれたあなたに／LGBTQ＋を理解するための基本的な用語解説
／はじめに／第１章　カミングアウトは突然に／第２章　私には勉強が必要だ！
／第３章　ありのままのあなたが美しい／第４章　何がなんでも愛してる
／第５章　親にもアライが必要だ／第６章　ノンバイナリーの仲間との出会い
／アレックスからエスカへ――私たちのノンバイナリー協奏曲