既刊情報
まるごとバナナが、食べきれない
大久保 佳代子
判 型:四六判ソフト
頁 数:192ページ
ISBN:978-4-08-781725-6
価 格:定価1,540円(10%税込)
発売日:2022年10月26日
「わかる!」「あるある!」。妙齢女子、大共感のエッセイ集!
本当は受け継いでいきたい「大久保家の味」。
酒の力を借りてぐいぐいアピールしてきた若かりし日の恋。
大福の皮とあんこを分け合う、相方・光浦さんとの関係。
OLと兼業だった自分を育ててくれた『めちゃイケ』の思い出……。
体力・食欲・性欲…いずれも減退していく40代から50代へ。
”妙齢の女子”たちの共感の嵐を呼んだ『Marisol』連載を、大幅に加筆・改稿。
待望の単行本化。
大久保佳代子の半世紀を食の思い出ともに、
等身大の飾らない文章でユーモラスに描いた、妙齢女子たち大共感のエッセイ42本。
【目次】
●家族 ―私を育てた大久保家の飯―
冷や飯とふりかけ。兄妹だから、わかる味/どんな高級店よりも美味い、母親が握る武骨なおにぎり/愛犬パコ美を太らせた、独女の寂しさと甘やかしメシ ほか
●恋愛 ―男と女と欲とエロス、甘く苦い恋の味―
酒の席の反省を『ピルクル』と一緒に飲み干す二日酔いの朝/大好物のイクラも、幸せも、「すぐ食べない」が佳代子流/四十路の恋と後悔と ほか
●女友達 ―悲しいとき、楽しいとき、支え合う仲間と囲む食卓―
和歌子姉さんと韓国で食べた深夜のグラタン/「もっと太れ、もっと太れ」と願いながら親友にすすめる高カロリー食/咀嚼が面倒で素うどんをすする、大人女子の憂鬱な休日 ほか
●仕事 ―働いて手に入れる、とびきりの一皿―
プロデューサーが奢ってくれた、東京の味がするステーキ肉/語りつくせぬ思い出が詰まった『めちゃイケ』めし/大福の皮とあんこを分け合う、光浦さんとの不思議な関係 ほか
●ひとり飯 ―人生を「ひとり」で歩く、妙齢女子の「おひとり様」ゴハン―
持て余した母性を注ぎ育てる、妙齢独身女子のぬか漬け/「熟すのは意外と早い」、それは果物も女も同じ/完食できずに半分残った、40代の『まるごとバナナ』 ほか
撮影/三山エリ
大久保 佳代子
1971年5月12日生まれ、愛知県出身。千葉大学文学部卒業。幼なじみの光浦靖子と「オアシズ」を結成。『めちゃ×2 イケてるッ!』でのブレイク後、数多くのバラエティ番組などで活躍中。