新刊情報
料理家 村上祥子式 食べて生きのびる 食べ力
村上 祥子
判 型:四六判
頁 数:160P
ISBN:978-4-08-781756-0
価 格:定価1,870円(10%税込)
発売日:2024年12月5日
料理家歴50年でたどり着いた新境地。 レシピ未満の簡単な食べ方でとにかく食べ続ける
前作『料理家 村上祥子式 78歳のひとり暮らし ちゃんと食べる! 好きなことをする!』から4年。82歳となった著者は、日々、料理教室、料理本の撮影、講演会、テレビ番組への出演と精力的に活動を続けています。一方で、大腿骨骨折による入院や歯の不調など、体のトラブルにも見舞われました。1日3食、体のことを考えて栄養をしっかりとってきているつもりでも、筋肉は減少し、体力は衰えていきます。
まわりの同年代のシニアたちにひとり暮らしが増えてきて「何歳になっても、ひとりで料理をして食べて生きていく時代なのだな」としみじみ考えました。料理を作ること、食べることが面倒という声をよく聞くようにもなりました。「料理初心者のシニアや、体力・気力が落ちて料理をするのがしんどくなった人たち向けの簡単な食べ方アイデアが求められている」ことを実感した著者。
本書では「生きている流れを止めないために、簡単でもいいから1日3食、食事を準備し食べ続けていく」食べ力の大切さを伝えます。
●内容
今いちばん伝えたいのは「何はともあれ食べること」
村上祥子のリアルな1日3食をお目にかけます
村上式朝食 村上式昼食 村上式夕食
簡単ディップ 簡単おやつ 自家製栄養ドリンク
第一章 何歳になっても「食べ力」を持つ
第二章 体の不調とつき合っていく
第三章 料理家・村上祥子の現在形
第四章 「元気」の素! 福岡の料理教室
本書で紹介する料理例
朝食は納豆や冷凍してある素材をレンチンした味噌汁で定番セット
昼食は冷凍アサリや市販のパスタソースで簡単麺
手作り気分を味わいときは、お刺身をたれにくぐらせて海鮮丼
混ぜるだけのディップでたんぱく質補給
栄養おやつも重宝します。甘さ控えめの豆腐クリーム
村上 祥子(ムラカミサチコ)
料理研究家、管理栄養士、福岡女子大学客員教授。1985年より福岡女子大学で栄養指導講座を担当。治療食の開発で、油控えめで1人分でも短時間で
おいしく調理できる電子レンジに着目。以来、研鑽を重ね、電子レンジ調理の第一人者になる。これまでに手がけた著書は580冊以上。