『古事記・日本書記の物語を体感できる風景・神社案内
「神話」の歩き方』(集英社)
神話学を専門とする著者が、神話の伝わる土地、神話を感じる神秘的な風景を訪ね歩く喜びについて語る。自ら撮影した写真とともに、出雲・日向・対馬と3つのエリアの見どころを紹介。

第2回
ケルト神話を感じる
更新日:2025/11/05


六角形の岩が織りなす奇観

ジャイアンツ・コーズウェイのビジター・センターを出てほどなくのところから撮影。散策路は複数あり、この写真の岬のあたりまで歩き、丘の上へと上がって戻ってくる人が多い。
岬のほうまでバスで行くこともできる

写真中央手前に見える「巨人のブーツ」は人々が座れるほどの大きさで撮影スポットになっている

岩壁を楽器に見立てた「巨人のオルガン」。高さは約12メートル

聖なる山、ベン・バルベンを望む

カロウモア古墳の奥にベン・バルベン山が見える

カロウモアの遺跡

『古事記・日本書記の物語を体感できる風景・神社案内
「神話」の歩き方』(集英社)
神話学を専門とする著者が、神話の伝わる土地、神話を感じる神秘的な風景を訪ね歩く喜びについて語る。自ら撮影した写真とともに、出雲・日向・対馬と3つのエリアの見どころを紹介。

写真・文 平藤喜久子
國學院大學教授。専門宗教文化士。専門は神話学、宗教学。日本神話を中心に神話や神々が研究やアートなどの分野でどう読まれてきたか、神がどう表現されてきたのか、というテーマに取り組んでいる。神話の風景を探しながら写真撮影を行うことをライフワークとする。現在、ロンドン大学SOAS校で在外研究中。
著書に『人間にとって神話とは何か』(NHK出版)、『「神話」の歩き方』(集英社)、『〈聖なるもの〉を撮る』(山川出版社)など。
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