既刊情報
ART GALLERY テーマで見る世界の名画 7
風俗画 日常へのまなざし
責任編集/高橋明也
判 型:菊6取判
頁 数:100ページ
ISBN:978-4-08-157077-5
価 格:本体5,000円+税
発売日:2018年3月15日
永遠に記憶されるある日の情景
14~19世紀に至る多様な階層の人々の生活や社会を捉えた作品から、死や愛、エロスなど人間の根幹に迫る現代の名作までを1冊に。
〈目次〉
第1章 社会のなかの虚実
第2章 家庭と日常生活
第3章 情熱とエロティシズム
風俗画の系譜/高橋明也(三菱一号館美術館館長)
★エッセイ=絵画が呼び覚ます記憶/角田光代(作家)
★ある視点=日常のひとこまに息づく美/野崎歓(フランス文学者)
★ギャラリー・トーク=芸術家伝説/陳岡めぐみ(国立西洋美術館)
●主な収録作品
《蚤をとる少年》バルトロメ・エステバン・ムリーリョ
《草上の昼食》エドゥアール・マネ
《バレエの授業》エドガー・ドガ
《青い服の婦人》カミーユ・コロー
《ナイトホークス》エドワード・ホッパー
《生のダンス》エドヴァルド・ムンク
《ぶらんこ》ジャン= オノレ・フラゴナール
《トルコ風呂》ジャン= オーギュスト=ドミニク・アングル
《死と乙女》エゴン・シーレ
全67点
Photo: Bridgeman Images / DNPartcom
責任編集/高橋明也(たかはし・あきや)
1953年東京都生まれ。2006年より三菱一号館美術館館長。東京藝術大学大学院修士課程修了。専門はフランス近代美術史。1980年より国立西洋美術館研究員、学芸課長。1984~86年文部省在外研究員としてパリのオルセー美術館開館準備室に在籍。著書に『もっと知りたいマネ-生涯と作品』(東京美術)『美術館の舞台裏-魅せる展覧会を作るには』(筑摩書房)など。フランス芸術文化勲章シュヴァリエ受章。