既刊情報
ART GALLERY テーマで見る世界の名画 2
肖像画 姿とこころ
責任編集/大髙保二郎
判 型:菊6取判
頁 数:100ページ
ISBN:978-4-08-157072-0
価 格:本体5,000円+税
発売日:2017年09月28日
画家は姿形を通して、こころまでも描く
誰もが一度は目にしたことがある英雄の顔、王侯貴族の顔、美女の顔……。
人物の内面にまで深く入り込む、肖像画の本質に迫る。
〈目次〉
第1章 肖像画の歩み
第2章 さまざまに生きる人間像
第3章 家族・群像そして自画像へ
肖像画の系譜/大髙保二郎(早稲田大学名誉教授)
★エッセイ=肖像画の旅/伊集院静(作家)
★ある視点=荒木流!絵画鑑賞術/荒木飛呂彦(漫画家)
★ギャラリー・トーク=マスメディアとしての肖像/渡辺晋輔(国立西洋美術館)
●主な収録作品
《モナ・リザ(ラ・ジョコンダ)》レオナルド・ダ・ヴィンチ
《ウェルトゥムヌスとしてのルドルフ2世》ジュゼッペ・アルチンボルド
《真珠の耳飾りの少女》ヨハネス・フェルメール
《アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像Ⅰ》グスタフ・クリムト
《散歩、日傘をさす女》クロード・モネ
《ジュリー・マネ(猫を抱く子ども)》ピエール・オーギュスト・ルノワール
《少女の肖像》アメデオ・モディリアーニ
《16のジャッキーの肖像》アンディ・ウォーホル
《誕生日》マルク・シャガール
全65点
Photo: Bridgeman Images / DNPartcom
責任編集/大髙保二郎(おおたか・やすじろう)
1945年香川県生まれ。早稲田大学名誉教授。マドリード大学哲・文学部大学院留学、早稲田大学大学院博士課程満期退学。専門はスペイン美術史。跡見学園女子大学、上智大学、早稲田大学教授を歴任。著書に『ベラスケス』(中央公論社)、ピカソ美術館4『戦争と平和』(集英社)、『スペイン 美の貌』(ありな書房)、訳書に『ゴヤの手紙―画家の告白とドラマ』(共編訳、岩波書店)など。