特集コラム

『わん!ワールド占い』的 人間関係攻略法

第4回

「金のわんこ」篇

更新日:2025/01/22

  • Twitter
  • Facebook
  • Line

『わん!ワールド占い』では、古代中国で生まれた陰陽五行説に基づき、人間社会を「木・火・土・金・水」の5つの犬種グループに分類します。そしてこの犬種グループにはそれぞれ明確な個性があります。

 たとえば、「金のわんこ」は感性が豊かで美的センスに優れ、「水のわんこ」は常識にとらわれない発想力を持ち、「木のわんこ」は洞察力と分析力に長け、「火のわんこ」は強い意志と集中力があり、「土のわんこ」は物事を安定させるのが得意、といった具合です。

 これは、その人の性格や価値観はもちろん、趣味嗜好、恋愛の傾向、そして仕事の適性にもあらわれます。

 つまり、この5つのグループそれぞれの個性を理解しておけば、ビジネスや恋愛といったシチュエーションごとに、どのように交渉すれば相手を説得できるのか、どうアプローチすれば仲良くなれるのかがわかります。

 それが『わん!ワールド占い的 人間関係攻略法』です。

 会社や学校での人間関係や、恋愛や夫婦、親子の関係に悩んでいるという場合は、是非、この攻略法を活用していただければと思います。

 今回はその第4回、「金のわんこ」(チワワ、トイプードル、シーズー)の攻略法を紹介いたします。

「金のわんこ」は、周囲を和ませる柔らかなムードを持ち、心のセンサーが発達していて、その場の空気を感じとることに長けた「気配りの人」です。その一方で、金属のように冷淡で、物事をドライに割り切るところがあるので、そこには注意が必要です。

・ビジネスの場合

 人あたりが良く、気配り上手な「金のわんこ」は、第一印象では仕事がしやすいように感じますが、実際は気をつけなくてはいけない相手です。センサーが発達しているので、不用意に接すると、こちらの意図を先に読み取ってしまうからです。
 仕事の交渉をする場合も、こちらが有利になるように話を持っていこうとするとすぐに見抜かれます。しかもドライな面がありますから、メリットのない話には決して乗ってきません。なので、できれば最初の段階で、正直に条件を提示した方がいいでしょう。
 また、相手との対立を嫌う「金のわんこ」は、気乗りのしない話に対しては明確な返答を避け、遠回しな表現で断ろうとすることがあります。この場合、説得しようと食い下がっても徒労に終わるので、早めに切り上げて、別の案件を振ることをおすすめします。

・恋愛の場合

 ビジネスと同様に、恋愛についても「金のわんこ」は攻略が難しい相手と言えます。八方美人な面があるため、態度や表情からでは本心がわかりにくいからです。
 いつも笑顔で接してくれて、会話も弾むので「気があるのかも?」と思って近づくと、全然その気がなかったりします。デートには応じてくれても一向に距離が縮まらず、口説こうとするとのらりくらりとかわされて、結局はフラれてしまうということもあるでしょう。
 実は「金のわんこ」に対して「口説く」というのは、あまり効果的な方法ではないのです。理屈よりフィーリングを重視する「金のわんこ」を、言葉で口説くのは至難の業。言葉を重ねれば重ねるほど、相手の心は冷めていってしまいます。
 では、何が有効なのかと言えば、それは「ムードを作る」こと。その場の空気を感じとる「金のわんこ」は「ムード」には敏感に反応します。特にロマンチックなシチュエーションを好む傾向があるので、デートに誘う場合は「夜景が見えるレストラン」や「イルミネーション」「花火大会」など、ムードのある場所を選択すると効果が期待できます。

・仲良くなるには

 これは同じ「金のわんこ」でも、犬種によって攻略法が分かれます。社交的な「トイプードル」や「シーズー」については、共通の趣味や話題があれば、親しくなるのはそれほど難しくありません。特にシーズーは「楽しいこと」が好きなので、食事やイベントに誘うというのもいい方法です。
 注意が必要なのは「チワワ」です。チワワは他の犬種に比べてシャイで、人見知りな傾向があるため、いきなり話しかけたりすると、警戒心を強めてしまいます。なので、初対面の場合は、共通の知人に紹介してもらう形で接するとスムーズにいきます。
 最初は無口だったチワワも、打ち解けると一気に饒舌になったりしますが、おしゃべりには極力つき合ってあげましょう。話に脈絡がなくても、オチがなくても、ツッコミを入れてはいけません。普段から気を遣うことが多いチワワは、寛容で包容力のある人に好意を抱きます。

バックナンバー

バックナンバー

本ホームページに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
(c)SHUEISHA Inc. All rights reserved.