『わん！ワールド占い』では、その人の誕生日（生年月日）の六十干支（ろくじっかんし）から、生まれ持った運命と特性を、古代中国から伝わる「陰陽五行説」に基づいて「木」「火」「土」「金」「水」という５つのグループに分け、さらに15種類の犬種に分類します。

　そしてこの５つのグループ同士にはそれぞれ明確な相性が存在します。たとえば「木が燃えることで火を生じる」から木と火のグループは相性がよく、「火が燃えた後の灰が土に変わる」から火と土のグループは相性がいい。でも「木は土の養分を吸い取る」ので土と木のグループは相性が悪い、といった具合です。

　この相性のよい組み合せを、陰陽五行説では「相生（そうしょう）」と呼びます。お互いの運気を高めてくれる関係です。

　つまり、この「相生」を日々の生活に取り入れれば、運気を上昇させることができるのです。それが『わん！ワールド占い的 開運法』です。
　2025年を実りある年にしたいと考えている人は、是非、この開運法を実践していただければと思います。

　第２回は、「火のわんこ」（シベリアンハスキー、スピッツ、柴犬）の開運法を紹介いたします。

　陰陽五行説の考えでは「火」と「相生」の関係にあるのは「木」と「土」とされています。そしてその中で「火」に活力や生命力といった「エネルギー」を与えてくれるのは「木」です。
　ゆえに「木」と上手に関わることが、そのまま「火のわんこ」の開運につながるのです。

　今回は、その中ですぐにでも実践できる「開運法」を３つ紹介します。

① 森林浴をする

　最も簡単で即効性のある開運法は「森林浴」。森や林の中を歩くことです。木からエネルギーを受け取る「火のわんこ」にとって、森林は供給源そのもの。ただ歩くだけで、パワーを受け取ることができます。
　そして森林の空気には、木から放たれた酸素が含まれています。この酸素も火を燃やすには不可欠なもの。つまり「森林浴」をすることで、新鮮な酸素を取り込むこともできるというわけです。
　家の近くに森や林がないという場合は、樹木の多い公園や庭園を歩くということでもかまいません。あるいは、休みの日に少し遠出をして、標高の低い山でハイキングやトレッキングを楽しむのもいい方法です。

② 部屋に観葉植物を置く

　身近な場所に森林も緑の多い公園もないという人であれば、家の中に観葉植物を置くというだけでも開運効果があります。
　この場合、サボテンのような多肉植物ではなく、背は低くても幹や枝を持つ植物を選ぶといいでしょう。観葉植物として知られているものの中では、パキラやオリーブ、ガジュマルなどがおすすめです。
　置く場所はリビングがベスト。太陽を好む植物なら窓際に、そうでなければ部屋の目立つ場所に置きましょう。朝起きて、朝食の時に目に入る所に置くのがポイントです。そして水やりなどの世話は、家族に任せたりせず、自分自身でやるようにしましょう。

③ 本を読む

　３つ目の開運法は「本を読むこと」。少し意外に思うかもしれませんが、本は「木」から作る「紙」でできているので、「火のわんこ」にとっては、重要なエネルギー源のひとつなのです。
「火のわんこ」の中には、日頃から「本屋さんに行くとなぜか気分が落ち着く」と感じる人が多いのではないでしょうか。それは本や雑誌に触れることで、間接的に「木」のパワーを感じているからでしょう。
　ですから、効果があるのはデジタルではなく「紙の本」に限られます。そして、できれば図書館のように本に囲まれた場所で読書をすると、さらに効果が高まります。
　読書の時にコーヒーを飲むのもプラスに作用します。コーヒー豆は「コーヒーの木」の種であり、しかも焙煎して水分を抜いているので、「火のわんこ」とは相性のいい飲み物です。