特集コラム

『わん!ワールド占い』的、離婚カップル相性診断

第3回

更新日:2024/02/21

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 『わん!ワールド占い』では、古代中国で生まれた陰陽五行説に基づき、人間社会を「木・火・土・金・水」の5つの犬種グループに分類します。そしてこの5つのグループ同士にはそれぞれ明確な相性が存在します。
  たとえば「木が燃えることで火を生じる」から木と火のグループは相性がよく、「水は木を育てる」から水と木のグループは相性がいい。でも「水は火を消してしまう」ので水と火のグループは相性が悪いといった具合です。
 これは会社や学校での人間関係はもちろん、恋愛の相性にもそのままあてはまります。

 そこで今回は、ここ最近に「離婚を発表した有名人カップル」の相性とその離別の原因を、『わん!ワールド占い』的視点から診断してみたいと思います。

 まずは、昨年の12月25日にマスコミに向けて発表したことから「クリスマス離婚」と話題になった、赤西仁さんと黒木メイサさんの2人から見ていきましょう。

“木”のわんこグループ

ダルメシアン
赤西仁(1984年7月4日)

“木”のわんこグループ

ジャックラッセルテリア
黒木メイサ(1988年5月28日)

 赤西仁さんはダルメシアン、黒木メイサさんはジャックラッセルテリアで、どちらも同じ木のわんこです。

 このように五行が重なる組み合わせを「比和」と言います。お互いに似た性質を持っているので、相性の判断が難しい関係です。
 なかでも「水と水」「土と土」のように混ざり合うものについては、愛情も憎しみも極端に強く出る場合があります。

 ただし、混ざることのない「木と木」の場合は、強い否定の感情が出ることは少なく、お互いを認め合う「同志」や「仲間」に近い関係性になりやすいとされています。

   つまり、赤西仁さんと黒木メイサさんは、同じ価値観を持つ「同志」として結ばれ、結婚したものの、約12年に渡る生活でその価値観に違いが出てきたため、話し合った末に「離婚」という結論に至ったのではないかと想像できます。
 なので、2人の間におそらく確執はなく、別れても友人として、関係は長く続いていくのではないでしょうか。円満な離婚の形と言えるかもしれません。

 次は、こちらも昨年大きな話題となった、広末涼子さんとCANDLE JUNE(キャンドル・ジュン)さんの2人。

“水”のわんこグループ

コーイケルホンディエ
広末涼子(1980年7月18日)

“木”のわんこグループ

ビーグル
CANDLE JUNE(1974年1月20日)

 広末涼子さんは水のわんこ、CANDLE JUNEさんは木のわんこで、五行の相性はぴったり。きっとこの2人は、大恋愛の末に結ばれた、相思相愛のカップルだったはず。おそらく行動力のあるコーイケルホンディエの方が先に熱を上げていたことでしょう。
 それでも「水と木」の場合、その五行の性質から、どうしても水の方が「木に養分を与える」関係になりがちです。この2人の場合だと、広末涼子さんの方が、経済的にも精神的にも「養分を与える」側だったと思われます。
 愛情がある場合は「養分を与える」ことに何のためらいもないはずですが、気持ちが冷めてくると「何で私の方ばかりなの?」という疑問が生まれます。とりわけコーイケルホンディエは自由を好むわんこなので、その疑問が不満になり、不信へと変わっていったのかもしれません。

 ところで、広末涼子さんの離婚の直接の原因は、鳥羽周作さんとの不倫だったと報道されていますが、その鳥羽周作さんとの相性はどうなのでしょうか。

“火”のわんこグループ

シベリアンハスキー
鳥羽周作(1978年5月5日)

 なんと、鳥羽周作さんは火のわんこ。水のわんこである広末涼子さんとは「水が火を消す」最悪の相性です。
 本来、五行の相性が悪いと、なかなか恋愛関係にはなりにくいのですが、不倫ではしばしばこういうことが起こります。特に夫婦関係が破綻している場合、不倫相手には配偶者とまったく違うタイプを選んでしまいがち。その方が魅力的に見えるからです。
 とはいえ、どんなに夢中になったとしても「火と水」の関係です。結局は、お互いの家庭も社会的立場も「消し合う」ことになってしまいました。水のわんこの広末涼子さんにとっては、まさに危険な「火遊び」だったと言えるでしょう。
 再婚の話も取りざたされているお二人ですが、前途は多難かもしれません。

 最後に、結婚発表からわずか105日での離婚が、多くのファンに衝撃を与えた、羽生結弦さんと元プロバイオリニストの末延麻裕子さんを見てみましょう。

“火”のわんこグループ

シベリアンハスキー
羽生結弦(1994年12月7日)

“木”のわんこグループ

ビーグル
末延麻裕子さん(1987年3月13日)

 羽生結弦さんは火のわんこ、末延麻裕子さんは木のわんこで、こちらも五行の相性は文句なし。この2人もきっと、情熱的な恋愛の末に結ばれた夫婦だったはず。
 ただし、これも広末涼子さんのケースと少し似ているのですが、五行が「火と木」の場合、どうしても「木を燃やし続けることで火を守る」という関係になってしまいます。
 つまり火にとって木は「エネルギー源」であり、木の側が「エネルギーを与える」立場なのです。
 羽生結弦さんはプロスケーターとしてはトップの存在であり、その人気は絶大です。そんな大スターに「エネルギーを与え続ける」のは、末延麻裕子さんにとって、あまりにも大きな負担だったのではないでしょうか。
 そしてビーグルは、木のわんこの中でも特に団体行動が苦手で、プライベートを重んじるタイプ。プライバシーを守れない結婚生活は、過酷なものだったと想像できます。

 もし羽生結弦さんが一般人だったとしたら、「火と木」の相性の良さから、きっと円満な家庭を築いていたことでしょう。そう考えると、改めて大スターとの結婚の難しさを感じます。

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