新着記事
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2025.10.29 更新
<刊行記念インタビュー>
『ヒゲのガハクごはん帖』 梅村由美さん&山口晃さん梅村由美×山口晃
対談
アートを軸に、旅や本などにまつわる記事を扱うウェブメディア「MON ONCLE(モノンクル)」の人気連載を単行本化した『ヒゲのガハクごはん帖』がこのほど発売となりました。「ガハク」こと、人気画家の山口晃さんの日常とはどんなものなのか? 共に暮らす「カミさん」こと梅村由美さんが綴った食にまつわる文章と、ガハク自身の挿画によって、その謎に包まれた生活が明らかになります。本インタビューでは、この「夫婦合作」エッセイのはじまりの秘話もご紹介!
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2025.10.29 更新
わたしの骨はどこへいく?
安田 依央
連載
第13回(最終回) 最終章 わたしの骨はどこへいく ②
三つ目の部屋を出て、回廊に立つ。で、考えた。それこそ、私の骨に何か役割はあるのだろうかと。骨の役割、前回の最後に格差と書いたが、言い換えれば骨の価値だ。役割を担う骨とは、誰かにとって価値がある。それが仮に負の感情の対象だとしても、少なくとも軽くはない意味を持っているだろう。 -


2025.10.29 更新
オピニオン
ヒロポンイミダス編
imidas
覚醒剤の俗称だが、もともとは大日本製薬(現・住友ファーマ)が市販していたメタンフェタミン(覚醒剤)の商品名。「ヒロポン」の販売が始まったのは1941年。覚醒剤にはアンフェタミン、ゼドリンもあるが、圧倒的なシェアはメタンフェタミンの「ヒロポン」で、覚醒剤の代名詞となった。
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2025.10.22 更新
『『SPY×FAMILY』超家族論 ――大人を育てる「子どもの力」』書評:「普通の家族」とは何か? 考えるきっかけになる一冊
精神科医さわ(医師)
対談
2025年10月6日に刊行されたばかりの集英社学芸芸単行本『『SPY×FAMILY』超家族論――大人を育てる「子どもの力」』〈齋藤孝 (著) 遠藤達哉 (漫画・対談)、集英社刊〉は、人気漫画『SPY×FAMILY』(スパイファミリー)を読み解きながら「家族」「親子」について考える本です。
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2025.10.22 更新
惑星巡礼
角幡 唯介
連載
第234回 ずらりとならんだセルフビルドカヤック
この春、シオラパルクから日本に帰国する途中、はじめてグリーンランドの首都であるヌーク(Nuuk)にたちよる機会があった。というのは、本当はいつものように西部の中心地であるイルリサットの定宿で一泊する予定だったのだが、天候の関係で飛行機が着陸できず、そのまま次の中継地であるヌークまで素通りしてしまったのである。 -

2025.10.22 更新
大久保佳代子のほどほどな毎日
大久保 佳代子
連載
第13回 「骨折」が届けてくれた、改めて「自分」と向き合う時間
ロケバスに乗り込もうとした瞬間、段差で足首をグニャリ。尋常じゃないグニャリに「あ、やばい、これはやったな」と。そう思ったものの「まあ、捻挫くらいだろう」とたかをくくっていた私に、波田陽区をイケメンにしたような整形外科医は告げたのです。「残念です、骨折しています」という本当に残念すぎる一言を、半笑いで。 -

2025.10.08 更新
古代の物語が生きている
神話の“現場”を歩く平藤 喜久子
連載
第1回 小泉八雲を魅了した日本神話と出雲の情景
NHK連続テレビ小説『ばけばけ』がスタートしました。小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)と妻のセツにスポットライトが当たるストーリーが展開され、小泉八雲に改めて注目が集まっています。1890年に来日し、島根県松江市で暮らし始めた八雲は、日本の神話や神話が伝わる風景の何に魅了されたのでしょうか。そして、現代に生きる私たちにとっての神話の楽しみ方とは? -

2025.09.24 更新
旅から生まれた名画
中野 京子
連載
第20回 旅の終わり
「旅の終わり」という言葉で思い出すのは、二〇一〇年のアメリカ映画『ウェイバック−脱出6500km−』(ピーター・ウィアー監督)。実話を元にしたとされる本作は、第二次世界大戦が勃発した一九三九年のポーランドから始まる。
連載
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2025.10.29
わたしの骨はどこへいく?
安田 依央
- 第13回(最終回) 最終章 わたしの骨はどこへいく ②
- 三つ目の部屋を出て、回廊に立つ。で、考えた。それこそ、私の骨に何か役割はあるのだろうかと。骨の役割、前回の最後に格差と書いたが、言い換えれば骨の価値だ。役割を担う骨とは、誰かにとって価値がある。それが仮に負の感情の対象だとしても、少なくとも軽くはない意味を持っているだろう。
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2025.10.22
惑星巡礼
角幡 唯介
- 第234回 ずらりとならんだセルフビルドカヤック
- この春、シオラパルクから日本に帰国する途中、はじめてグリーンランドの首都であるヌーク(Nuuk)にたちよる機会があった。というのは、本当はいつものように西部の中心地であるイルリサットの定宿で一泊する予定だったのだが、天候の関係で飛行機が着陸できず、そのまま次の中継地であるヌークまで素通りしてしまったのである。
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2025.10.22
大久保佳代子のほどほどな毎日
大久保 佳代子
- 第13回 「骨折」が届けてくれた、改めて「自分」と向き合う時間
- ロケバスに乗り込もうとした瞬間、段差で足首をグニャリ。尋常じゃないグニャリに「あ、やばい、これはやったな」と。そう思ったものの「まあ、捻挫くらいだろう」とたかをくくっていた私に、波田陽区をイケメンにしたような整形外科医は告げたのです。「残念です、骨折しています」という本当に残念すぎる一言を、半笑いで。
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2025.10.08
古代の物語が生きている
神話の“現場”を歩く平藤 喜久子
- 第1回 小泉八雲を魅了した日本神話と出雲の情景
- NHK連続テレビ小説『ばけばけ』がスタートしました。小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)と妻のセツにスポットライトが当たるストーリーが展開され、小泉八雲に改めて注目が集まっています。1890年に来日し、島根県松江市で暮らし始めた八雲は、日本の神話や神話が伝わる風景の何に魅了されたのでしょうか。そして、現代に生きる私たちにとっての神話の楽しみ方とは?
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2025.09.24
旅から生まれた名画
中野 京子
- 第20回 旅の終わり
- 「旅の終わり」という言葉で思い出すのは、二〇一〇年のアメリカ映画『ウェイバック−脱出6500km−』(ピーター・ウィアー監督)。実話を元にしたとされる本作は、第二次世界大戦が勃発した一九三九年のポーランドから始まる。
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2025.08.27
いのちノオト
稲葉俊郎
- 第2部 第1回 人生に「恋」と「迷子」の効用を
- 世界の底流には「何か」が流れている。音もそのひとつの流れだ。音は境界を越えてやってくるものだから。いのちの音の響きに、そっと耳を傾けてみる。「みずから」創造することもあれば、「おのずから」生まれてくることもある。「みずから」と「おのずから」のあわいを生きる中で、人生の創造の瞬間をいま体験している。
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2025.08.20
失踪願望。
椎名 誠
- 第41回 朦朧、ミシリ、アイソトープ 二〇二四年九月
- 熱が下がらない。少し眠るとラクにはなるので、その間に原稿やゲラに最低限の手を入れ事務所のWさんに託す。原稿を書く気力がない。
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2025.08.20
対談連載 沖縄にとって「戦後」とは何か
目取真俊×木村元彦
- 第1回 沖縄から見える台湾の民主化と経済発展
- 芥川賞を受賞した『水滴』は勿論、鮮烈な表現で沖縄の痛みや暴力を描き続けてきた作家、目取真俊。作家としての地歩に勝ると劣らず彼を印象付けてきたのは、辺野古や
高江 における地道な抗議活動であった。
インタビュー
&
トピックス
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2025.10.29
<刊行記念インタビュー>
『ヒゲのガハクごはん帖』 梅村由美さん&山口晃さん梅村由美×山口晃
アートを軸に、旅や本などにまつわる記事を扱うウェブメディア「MON ONCLE(モノンクル)」の人気連載を単行本化した『ヒゲのガハクごはん帖』がこのほど発売となりました。「ガハク」こと、人気画家の山口晃さんの日常とはどんなものなのか? 共に暮らす...
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2025.10.22
『『SPY×FAMILY』超家族論 ――大人を育てる「子どもの力」』書評:「普通の家族」とは何か? 考えるきっかけになる一冊
精神科医さわ(医師)
2025年10月6日に刊行されたばかりの集英社学芸芸単行本『『SPY×FAMILY』超家族論――大人を育てる「子どもの力」』〈齋藤孝 (著) 遠藤達哉 (漫画・対談)、集英社刊〉は、人気漫画『SPY×FAMILY』(スパイファミリー)を読み解...
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2025.07.16
作家・安田依央インタビュー
ネオ終活エッセイ「わたしの骨はどこへいく?」を
書かずにはいられなくなった理由安田依央
このたび「集英社学芸の森」で連載がスタートした「わたしの骨はどこへいく?」は、作家・安田依央さんが、自分自身の「骨の行方」を真剣に考えようとする異色のエッセイだ...
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2025.06.11
『孫と遊んで若返る! 老化予防82の秘密』刊行記念
池田紅玉先生インタビュー
「紅玉式」で子どもの地頭を伸ばすには池田紅玉
孫育てのノウハウを体系的に解説した画期的な実用書『孫と遊んで若返る! 老化予防82の秘密』が4月に発売になりました。バイリンガル子育て...
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2025.05.07
『ノンバイナリー協奏曲 「もう息子と呼ばないで」と告白(カミングアウト)された私の800日』刊行記念インタビュー
アミア・ミラー
今年の1月に出版された『ノンバイナリー協奏曲』は、子どもからノンバイナリーだとカミングアウトされ、戸惑いながらも何とか受け入れようともがく母親の葛藤の日々を描いたエッセイだ。著者の...
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2025.03.05
『家父長制の起源』刊行記念 上野千鶴子氏×佐藤文香氏対談【後編】
上野千鶴子(社会学者)×佐藤文香(社会学者)
【後編】2024年4月から9月にかけて放送された、NHK連続テレビ小説『虎に翼』。同作は男女不平等をめぐる多くの矛盾や不条理を真正面から扱い、話題を集めた。物語の中で重要なキーワードとなったのが「家父長制」...

















