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美麗島プリズム紀行 乃南アサ

第19回 「魚」と「野菜」の一騎打ち・台湾総統選挙

更新日:2020/03/18

 日本では選挙といえば投票日は日曜と決まっているし、期日前投票や不在者投票という制度がある。だが台湾にそういう制度はなく、日曜とは限らない投票当日に、自分の本籍地で投票しなければならない。たとえ海外にいたとしても、仕事や学校を休んで本籍地に戻ることになる。そうなれば当然のことながら民族の大移動が起きる。2020年1月9日。4年に一度の総統選挙と立法委員(国会議員に相当)選挙を2日後に控えて、私は台北から台南へ行く高鐵(台湾高速鉄道)の切符を買おうとしていた。
「明日のその時間帯はもう空いている席はありません」
 投票前日の切符なら普通に買えるに違いないと考えていたのだが、甘かった。まだ昼前だというのに、その時点で既に翌日の指定席で空席があるのは早朝の一本のみ、しかも座席もごくわずかしか残っていない。さらに投票翌日、台北に戻ってくる高鐵も指定席は残りわずかだった。選挙のために何本もの臨時便が増発されているにも拘わらず、こういう有様だ。聞きしに勝る混雑ぶりだった。
 仕方なく、早朝発の切符をどうにか購入してほっとした途端、駅構内にも駅の周辺にも、いたるところに赤いTシャツ姿の人が目立つことに気がついた。何やら異様な雰囲気だ。Tシャツは赤一色ではなく、右肩部分は青地に白い太陽のマーク。言わずと知れた青天白日満地紅旗、中華民国の国旗のデザインだ。さらに言えば中国国民党の党旗は青天白日旗だ。つまり、国民党の支持者たちが揃いのTシャツを着て続々と集結し始めているのに違いなかった。流石に投票日まであと2日だけのことはある。


選挙の様子を台南で見ようと思ったが、まったく切符が取れず早朝6時半の高鐵に。帰りもゆっくり出来なかった。

 台湾の選挙は「お祭り」だ。選挙活動期間中、熱心な支持者たちは街宣車やジープ、トラックなどに乗り、バイクで隊列を組み、ドラや太鼓を打ち鳴らし、旗を振って毎日のように選挙区内を走り回る。巷にも路線バスにも立候補者たちのポスターが溢れかえり、テレビでCMが流れて、テレビ番組は候補者のゴシップや選挙がらみの噂話まで流す。地方選挙でさえ相当な騒ぎになるのだから、国政選挙や総統選ともなればなおさらのこと。総決起集会には有名タレントや歌手がステージ上に並び、歌やダンスを披露してコンサートさながらに盛り上がる。仕上げに候補者が登場する頃には、人々は熱狂し、夢中になって声を上げ、旗を振る。そうした熱の入れようは、日本の選挙ではまず見られないものだろう。だから台湾の選挙は、無関係な旅行者がただ眺めているだけでも、相当に面白い。
「今回の選挙ほど予測のつかないものはありませんよ」
 その晩、ある会合に顔を出したところ、やはり話題は選挙のことで持ちきりだった。
「今回は青と緑、どちらが優勢なんですか?」
 こちらから質問すると、日本語の堪能な知り合いは、今回の選挙では「青と緑」というような表現はしないのだと、にやりと笑う。青とは青天白日旗を掲げている国民党。緑は民進党のイメージカラーだ。人々は、じかに党名を出さずに、そういう話し方をするのだとこれまで聞いてきた。
 今回は、国民党の韓国瑜候補と民進党の蔡英文現総統の、事実上の一騎打ちだ。そこで、それぞれの名前から「国」と「英」を取って「国語と英語」と表現したり、また両候補の名前の発音から、「瑜=魚」「蔡=菜」と転化させ、「魚と野菜」と表現したりしているのだという。
「たとえば、こういう言い方をするんです。『国語と英語、どっちを選ぶ?』とか、『君は魚と野菜とどっちが好き?』ってね」
 なるほど、そこまで言葉遊びのようにしながら、人々は選挙について論じているのか。
「多くの若者が応援しているのは『野菜』です。だが、有権者の中心は四十代で、若者は数が少なくなってきている上に、政治に関心がない。投票率は伸びないでしょう。そうなれば『魚』の方がよく売れるんじゃないかね」
 特にここへ来て『魚』が急速に巻き返し、力を伸ばしてきていると、その人は言った。
 私が韓国瑜氏の存在を知ったのは2019年1月に高雄を訪れたときだ。海辺の市場にも土産物店にもホテルにも、つるつる頭の可愛らしいイラストの描かれたキャラクターグッズが溢れていて、一体この人は誰なのだろうかと首を傾げていたら、それが前年11月の統一地方選挙で新たに高雄市長に当選したばかりの韓国瑜氏だった。それまで長い間、民進党の強力な地盤だったのをひっくり返したのだという。


選挙の1年前に高雄の市場で見つけた韓国瑜氏のイラスト。このときは誰のイラストだか分からず、首を傾げるばかりだった。

 高雄は、もともとは重工業都市だが、このところは景気が低迷している。ならばと観光に力を入れようとしていたのだが、民進党政権になってからは中国との関係が冷え込んで観光客は激減し、経済的に厳しくなるばかりだ。失望しかかっていた有権者たちは、外省人で親中派、そして庶民的なことを売りにしている韓国瑜氏を熱く支持した。彼は、それほど期待を抱かせる選挙公約を掲げていた。当時の人気はまさしくうなぎ上りで「韓流ブーム」とまで言われたという。私が高雄を訪ねた頃はまさに人気がピークのときで、高雄市民は誰もが「次の総統になりますよ」と氏の可愛いイラストを指さして胸を張った。
 これまでも、その言動が物議を醸すのに事欠かなかったという韓国瑜氏だったが、時代は明らかに氏の背中を押しているように見えた。一方の蔡英文総統は目立った実績を残すことが出来ずに、じりじりと支持率を落としていた。ところが、わずか2カ月後には、早くも風向きが変わる。2019年3月、香港で民主化デモが起きたのだ。逃亡犯条例の改正案をきっかけに、学生を中心とした若者たちが自分たちの権利と民主主義を守ろうと立ち上がり、それに対して「一国二制度」を掲げながら、あくまで中国政府の方針を押しつけようとする香港政府の強硬な姿勢は連日報じられ、台湾の人たちに大いなる危機感を抱かせた。現在の香港の姿は、明日の台湾だと。
「一国二制度は絶対に受け入れられない」
 すかさず発したそのひと言で、蔡英文総統の支持率は急回復し始めた。そこから情勢は二転三転し、結局、今回の総統選ほど勝敗が見分けられないものはないと言われるまでにもつれている様子だった。
「今ごろ、総統府前では国民党が総決起集会を開いてますよ。100万人は集まってるって」
 すると昼間、台北駅周辺に集まりつつあった国民党支持者たちは、総決起集会に向かったのに違いなかった。明日は同じ場所で民進党が総決起集会を開くという。これからの4年間、誰が目の前にそびえる総統府の主人となるのか。誰もがそれを見届けようと、緊張と興奮を高めつつあるのが感じられた。
「あなたはどちらに入れるの?」
 翌日、台南駅まで迎えに来てくれていたCくんとマクドナルドで朝食をとりながら、私は早速、質問した。彼は「もちろん蔡さんですよ」と頷く。
「台湾は台湾です。中国じゃない」
 最近は、そういう意識をより強く持つようになった若者が増えていると、彼は言った。
「僕は、中国語で育てられました。だから、お祖父さんやお祖母さんが話す台湾語が分かりませんでした。でも、やっぱりそれはおかしいと思って台湾語を勉強し始めたんです。もともと僕たちが話してきた言葉ですから。僕が今度の選挙で応援している政党の立法委員候補は、台湾語で演説をするんですよ。まだ若いけどすごく上手で、『僕たちは台湾人だ』と強く訴える人です」
 てっきり「青と緑」の話に終始するのかと思ったら、意外なことを聞いた。その新しい政党は「台湾基進」というのだそうだ。他にもいくつかの小さな政党が誕生しているし、もちろんその中には親中派もいる。終戦と共に日本の植民地支配が終わり、そこから続いた国民党による長い一党独裁の時代も過ぎて、台湾の人たちはようやく「台湾人」として、本当の民主主義を獲得しようとし始めているのかも知れない。
「それにね、僕たちが蔡英文さんを応援するのには、また別の理由があります」
 それはLGBTの問題だという。
 2019年5月、台湾立法院はアジアで初めて同性婚を合法化した。これにより多くの同性カップルが婚姻届を受理されるようになった。だが国民党は、この同性婚に反対しているというのだ。
「お年寄りたちに言わせてるんです。『私たちに孫を抱かせないつもりか』って。すごく悲しんでますよって、宣伝してるんです」
 台湾も日本と同様に少子高齢化が問題となっている。その上、同性婚など認めたら、さらに少子化が進んでしまうではないかという主張なのだという。これに反発する若者が多いのだそうだ。
「僕のまわりにもLGBTの友だちがいます。そういう友だちにも、正々堂々と幸せになって欲しいんです。そのためには、国民党じゃ駄目なんです」
 単に中国との関係だけなら、若い世代はあまり興味を示さない。だがLGBTのこととなると、人ごととばかり言い切れない。やっと正式に結婚出来たカップルが、また差別の対象となったり、別れさせられたりするのは耐えられないと、多くの若者は感じている。
「中高年層は、投票に行く確率が高いです。そして、国民党の支持者も多い。だから民進党や学生ボランティアなどは若い人たちに『投票しに、家に帰ろう』って呼びかけるキャンペーンをしています。わざわざ帰るのは大変だけど、たまにはお母さんの顔を見て、久しぶりに家族揃ってご飯を食べて、そして、投票しようって」 
 それでもなお、自分はLGBTでもないし、中国に呑み込まれたってべつに関係ない、選挙そのものに興味を持てないという若者に対しては、「たとえばね」とCくんは言葉を続けた。
「蔡さんはネコが好きで、自分でも飼っています。だから、ネコが好きな人なら、蔡さんを応援するよねって話したりもします。そうすると、『じゃあ蔡さんを応援しようかな』って簡単に決めるような人も、確かにいますから」
 とにかく投票率を上げるために、あの手この手を考えているらしい。そうでなければ、特に故郷を離れている若者たちは、わざわざ投票のためだけに帰りたいとは思わない。
 その日は一日中、台南の街を走り回った。途中、Cくんが語っていた「台湾基進」の街宣車にも行き合い、小さな事務所も覗いた。聞いていた通り、スタッフはいずれも若い人たちばかりで、誰もが弾けんばかりの笑顔だった。自分たちの未来を信じて、ひたすら前に突き進んでいる印象だ。


道端で手を振る支援者に自分たちの旗を手渡す「台湾基進」の応援隊たち。「台湾基進」は民進党と連携を取り、「総裁は蔡英文候補に」と叫んでいた。


若い政党の応援隊は、みんな溌剌としていかにも楽しそう。「5」は候補者または政党に割り当てられた番号。投票用紙には、その番号の欄にスタンプを押す仕組みになっている。


「蔡英文総統」にも家に帰ろう呼びかけるポスター。この立候補者は民進党ではない。

 一方、民進党の選挙事務所に行ってみると、こちらは整然として、実に落ち着いている。外には蔡英文総統と副総統候補である賴清徳元行政院長(台南市長だったこともある)の手描きの絵看板が立てられていた。何でも台湾でいちばん有名な、映画の看板絵師の筆によるものだそうだ。その横には、蔡英文氏のアニメっぽいイラストもある。事務所内にはアクリル板の向こうでネコが遊んでいた。ネコグッズ、キャラクターグッズなども販売していた(すべて売り切れ)。より幅広い年代、層の有権者に、いかに親しみを持ってもらい、投票に行く気になってもらうか、ありとあらゆる工夫がされていることが分かる。


台南の民進党選挙本部。爽やかなグリーンを多用し、イラストや絵看板などで親しみやすさを演出。中にはアクリル板に囲まれて、ネコも飼われていた。看板絵の前では記念撮影する若者たちの姿も。


民進党の選挙本部に立てられていたアニメ調の蔡英文候補。女性ということもあるのか、または描きやすいのか、イラスト化されている似顔絵をあちらこちらで見かける。


選挙本部では様々なグッズが販売されていた。この段ボールのネコハウスも左下には蔡英文候補を応援するマークが(既に完売)。

 次いで、国民党の立法委員候補の事務所も覗いてみた。韓国瑜氏が現役市長なのと同様に、現役の市会議員なのだそうだ。日本で公職につくものが選挙に出ようとしたら、現職を退く必要があるはずだが、台湾ではそうではないらしい。その女性候補事務所は、目の前の道路を封鎖して投票前日の決起集会を行うための準備を着々と進めていた。


国民党候補の選挙事務所は学習塾などが並ぶ地域にあり、候補者の旗がはためくすぐ横で子どもたちは勉強していた。


日が暮れたら開かれる決起集会のために道路を封鎖してスペースを確保。何台ものバスやトラックがチャーターされ、簡易トイレも準備されていた。並べられた椅子の上にはペットボトルの水。1月とはいえ、台南は半袖で過ごせる陽気。

「暗くなったら民進党も国民党も集会を開いて、パレードをします。夕ご飯の前に、見てみましょうか?」
 Cくんが言ってくれたから、暗くなった頃、昼間も訪ねた民進党の事務所に再び向かうことにした。すると途中で夜空に花火がパンパンと上がった。ハンドルを握っていたCくんが「あ、始まっちゃった」と慌てた様子でスマホを操る。今どの辺りを行進中か、リアルな情報が流されているのだ。そうしてCくんが車を走らせていくと、やがて緑色の旗を振りながら練り歩く一団に追いついた。民進党の支持者たちだ。遙か先の方で、花火が上がっているのが見える。そこが先頭らしい。
 警察官が出て隊列が車道全体まで広がらないように整理をしている。信号が赤になれば、人々はきちんと立ち止まり、旗やケミカルライトの棒を振り続けて、楽しげに、賑やかに歩いていく。まったくの「お祭り」だ。今ごろ台北の総統府前では、民進党と蔡英文総統が、盛大な総決起集会を開いているはずだ。国をあげての「お祭り」は、いよいよクライマックスに向かおうとしている。


民進党の支援者たちのパレードに追いついた。立っているだけで旗やケミカルライト、うちわなどを配られる。コンサートのノリ。


車の隊列を先導するのは小さな兄妹の乗ったバギーカー。子どもが公道を走っても大丈夫なのかと、ちょっと心配になる。

 そうして投票日当日、朝からテレビをつけると「○○氏が投票所に現れました」という場面がどのチャンネルでも見られた。蔡英文総統は実に晴れやかな笑顔。それに比べると韓国瑜候補は何となく表情が硬い。あと一人の総統候補、親民党の宋楚瑜候補も映された。それぞれの副総統候補、さらに馬英九氏をはじめとする歴代の総統経験者らも自分たちの本籍地で投票する様子を、カメラは逐一追いかけている。
 ホテルの近くにある投票所の前には朝から長い列が出来ていたが、町はすっかり平静に戻っていた。ちょうど土曜日ということもあって、夕方までの時間を誰もがのんびり過ごし、家族で食事をしたり、買い物を楽しんだりという様子が見られた。投票締切は午後四時。その前から、テレビ各局は既に選挙特番に突入していた。
 そして、四時になった。
 開票が始まるなり、テレビの画面に票がカウントされていく。最初の数分で、すぐに蔡英文候補が韓国瑜候補に差をつけ始めた。瞬く間に、数字がどんどん積み重なっていく。どの開票特番も画面がいくつにも分割されて、総統選の得票数だけでなく、台湾各地の立法委員選挙の模様を中継し、獲得議席数や選挙区ごとの勝敗を地図で色分けし、注目の候補者の表情を追っている。


2020年1月11日、午後4時の投票締切を待つテレビの選挙特番。


午後4時5分過ぎには、蔡英文候補が早くもリードし始めた。

 蔡英文候補は順調に票を伸ばしていった。誰もが「接戦になる」と予想していたのに、この分だと案外早く勝敗が決まりそうだ。そして、このまま蔡英文候補が逃げ切るだろうと確信した頃、まず韓国瑜候補が敗北宣言をすることになった。立法委員選挙でも民進党が議席の過半数を獲得している。また、Cくんが応援していた「台湾基進」の陳柏惟候補が初当選したというニュースも流れた。台中から立候補していた陳柏惟候補は、そこを地盤としていた「全国的に有名な悪者二世」を競り落とした「黒馬」と評されていた。ダークホースのことだ。他にも蔣介石の曾孫・蔣萬安候補も再選を果たしている。彼はもちろん国民党だ。
 午後8時半頃には、テレビの画面には民進・国民両党の選挙本部の様子が映し出され、詰めかけた支持者たちが興奮している様子や涙を拭う様子が見られた。そして決着がついたとき、花火の乾いた音が台南の夜空に響いた。勝利を祝う民進党陣営に違いなかった。
 今回の選挙で、蔡英文候補は史上最高の817万票を獲得して大勝した。対する韓国瑜候補は552万票。投票率は前回よりも9ポイント近く上回り、74.9パーセントだった。この投票率の高さは、日本人としては羨ましい限りだ。これだけの人が投票していれば、勝っても負けても「お祭り」にならないはずがない。投票率を伸ばすことに成功した民進党陣営の作戦勝ちということだろう。


投票日翌日の新聞。笑顔の勝者の下には、家族も揃って頭を下げ、また健闘をたたえる敗者の写真。

 翌朝のテレビでは、まず敗北した韓国瑜氏が昨晩、マスコミ取材をすっぽかして身内で火鍋を食べに行ったことが報じられ、また、今日からは高雄市長としての仕事に戻ると伝えていた。
「昨日まで総統になるつもりでいた人が、すぐに市長の仕事に戻るのって、何だか不思議」
 駅まで送るとホテルに来てくれたCくんに率直な感想を言うと、彼は「そうなんです」と頷きながら、「それにね」と続けた。
「韓国瑜さんは、何も損してないんです。選挙の補助金制度というのがあって、政党助成金とはべつに、投票率が一定の枠を超えれば、総統候補は一票につき30元もらえるんです。だから韓国瑜さんにも1億6千6百万元(日本円でおよそ5億8千万円)くらい入ります。それを持って高雄市長を続けるんだから」
 当選した蔡英文総統なら、2億4千万元(およそ8億4千万円)だが、総統の場合は法律によって受け取った補助金は政党に徴収されるという。ところが、韓国瑜氏の場合は、政党に徴収されることもないらしい。そんな仕組みがあるのかと目を丸くしている間に、台南駅に着いていた。今回の「お祭り」見物は、これでおしまいだ。
 その後、高雄市民は韓国瑜氏に罷免を求める行動を起こした。30万以上の署名が集まれば、韓国瑜氏は高雄市長の地位も失うことになる。3月上旬、韓国瑜氏の罷免要求に足りる55万の署名が集まり、6月に正式に罷免するかどうかの投票が行われることになった。

協力◎一般社団法人日本台湾文化経済交流機構 ◎プロジェクト「まごころ日本」
©Project Magokoro Nippon  ※日本台湾文化経済交流機構は日本統治時代の歴史建造物等の保存及び伝承、台湾と日本の良質な文物を相互に伝える活動を行っています。

著者情報

乃南アサ(のなみ・あさ)

1960年東京都生まれ。早稲田大学社会科学部中退後、広告代理店勤務を経て、1988年『幸福な朝食』が第一回日本推理サスペンス大賞の優秀作に選ばれ、作家デビュー。1996年『凍える牙』で直木賞を、2011年『地のはてから』で中央公論文芸賞を受賞。2016年に『水曜日の凱歌』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した。他の作品に『花盗人』『団欒』『いつか陽のあたる場所で』『しゃぼん玉』『六月の雪』『美麗島紀行』『ビジュアル年表 台湾統治五十年』などがある。

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謹んで令和元年台風災害のお見舞いを申し上げます。

度重なる台風により被災された皆様に、心からお見舞い申し上げます。
また、被災地等におきまして、避難生活や復興の支援など様々な活動に全力を尽くしていらっしゃる方々に、深く敬意と感謝の意を表しますとともに、
一日も早く復旧がなされますよう心よりお祈り申し上げます。

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