謹んで令和元年台風災害のお見舞いを申し上げます。
度重なる台風により被災された皆様に、心からお見舞い申し上げます。
また、被災地等におきまして、避難生活や復興の支援など様々な活動に全力を尽くしていらっしゃる方々に、深く敬意と感謝の意を表しますとともに、
一日も早く復旧がなされますよう心よりお祈り申し上げます。
(株)集英社
既刊情報
「この小説は、東京にある病院を舞台にしている。作家が、札幌医科大学を卒業し、母校の整形外科講師となった経験が縦横に活用される。臨床医の側から見た病院の人々、看護婦、レントゲン技師、患者の生活が活写されていて、この作者でなければ書けない世界が展開していく。」(加賀乙彦氏・本書解説より)
大学病院で将来を嘱望されていた優秀な外科医、直江は、なぜそれを投げ打って、私立病院に勤務する道を選んだのか?主人公、直江庸介の胸の底には、誰にも知られたくない秘密があった。個人経営のオリエンタル病院で繰り広げられる人間模様と、看護師、倫子との恋、ミステリー仕立てでワクワクするそのストーリーに思わずはまってしまう。作者渾身の医学小説。
大学病院で将来を嘱望されていた優秀な外科医、直江は、なぜそれを投げ打って、私立病院に勤務する道を選んだのか?主人公、直江庸介の胸の底には、誰にも知られたくない秘密があった。個人経営のオリエンタル病院で繰り広げられる人間模様と、看護師、倫子との恋、ミステリー仕立てでワクワクするそのストーリーに思わずはまってしまう。作者渾身の医学小説。
著者情報

渡辺 淳一(ワタナベ ジュンイチ)
1933年北海道生まれ。医学博士。1958年、札幌医科大学医学部卒業後、母校に勤めるかたわら小説を執筆。1970年『光と影』で直木賞、1980年『遠き落日』『長崎ロシア遊女館』で吉川英治文学賞、菊池寛賞など受賞歴多数。2003年には紫綬褒章受章。作品は、医学を題材にしたものから、歴史、伝記的小説、恋愛小説と多彩で、常に文壇の第一線で活躍した。2014年4月30日没。『化粧』『ひとひらの雪』『失楽園』『鈍感力』ほか著書多数。