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ジャンル:単行本 随筆 ノンフィクション 他
子宮頸がんワクチン、副反応と闘う少女とその母たち
第11回開高健ノンフィクション賞受賞後第一作
初めて被害者の少女とその家族に迫った衝撃の書
- 判型 : 四六判
- 頁数 : 320ページ
- ISBN : 978-4-08-781568-9
- 価格 : 本体1,600円+税
- 発売日 : 2015年06月26日
すべての母親が読むべき一冊!
少女たちの涙に胸が裂ける。
激痛、記憶障害、眼振、痙攣…新たな薬害「子宮頸がんワクチン」
後遺症の全貌がここにある(石田衣良氏・作家)

健康だった少女の"普通の毎日"は、すべて失われた。
日本で338 万人が打ち、いまだに打ち続けている「子宮頸がんワクチン」。
それを接種した結果、少女たちに何が起こったのか-。
第11 回開高健ノンフィクション賞受賞作家、黒川祥子が、
今まで誰も踏み込まなかった6 人の少女たちの日常を取材。
想像もできないようなさまざまな症状に脅かされながら、
闘い続ける娘と、その母の姿を追った。
さらに産婦人科医師、治療する医師、厚生労働省などの証言も加え、
「子宮頸がんワクチン」問題を多角的に検証。
これは決して、「対岸の火事」ではない。
被害者少女と母たちのルポ
「おもいだしてもわすれなみがきて
またきおくがさらわれる」娘・川村真希さん(15歳)
母・川村葉子さん(40歳)「学校に、戻りたい。
そして、時間も
戻してほしいです。
中一の5月に」娘・菅沢奈緒子さん(15歳)
母・菅沢翠さん(40歳)「日に日に、娘の身体が
壊れていくんです。
身体にエイリアンが入って、
娘をむちゃくちゃにしていく。
調子が悪いなんていう、
そんなレベルではない」娘・谷口莉奈さん(16歳)
母・谷口美穂さん(45歳)「娘はこうして
治ってきているんです。
みんな、どうしようって、言ってるけど、
希望があることを伝えたい」娘・松藤真衣さん(15歳)
母・松藤美香さん(47歳)「どんなに苦しくても、
生きないと。死んじゃったら、
これをワクチンの被害だと認めていない
厚労省というところは、
やっぱり心因的だって、とらえるから」娘・三咲あすかさん(15歳)
母・三咲優子さん(43歳)「化学物質と電磁波を
浴びると、脱力が起きるんです。
力が突然、抜けてしまう。
それは足だったり、手だったり。
不随意運動は、音がきっかけで
起きることが多いです」娘・荻原葵さん(17歳)
母・荻原文枝さん(43歳)
※被害者の少女・母親の名前は、一部を除いて仮名です。
- 1. 日本産婦人科学会会長・小西郁生
- 2. 東京医科大学医学総合研究所所長・西岡久寿樹
- 3. 薬害オンブズパースン会議・隈本邦彦
- 4. 全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会事務局長・池田としえ
- 5. 厚生労働省