謹んで令和元年台風災害のお見舞いを申し上げます。
度重なる台風により被災された皆様に、心からお見舞い申し上げます。
また、被災地等におきまして、避難生活や復興の支援など様々な活動に全力を尽くしていらっしゃる方々に、深く敬意と感謝の意を表しますとともに、
一日も早く復旧がなされますよう心よりお祈り申し上げます。
(株)集英社
既刊情報
ジャンル:単行本 随筆 ノンフィクション 他
お弁当が知ってる家族のおはなし
- 判型 : 四六判
- 頁数 : 128ページ
- ISBN : 978-4-08-781566-5
- 価格 : 本体1,400円+税
- 発売日 : 2015年04月24日
【再現して撮りおろした母ちゃん弁当】
二日間にわたるお弁当撮影の材料買出しから下ごしらえ、お弁当詰めまで著者の手によります。お弁当箱も自前にこだわりました。しょうゆも出汁も、すべてがいつもと一緒。すべてがリアルでありのままです。思い出深いお弁当を完全に再現し、撮りおろしを敢行。見た目ではなく、食べ応え重視の茶色い「母ちゃん弁当」はどこか懐かしく温かく、読む人を幼かったあの日へと誘います。
飾らぬ言葉はまるで亜希さんの自宅で話しを聞いているかのような臨場感。亜希さんの、子供たちの声が生き生きと聞こえてきます。
【お弁当は日本人の共通項である】
小さなスペースに主食・おかずを凝縮したお弁当は、日本人の成長過程に不可欠な共通項です。ところでお弁当を食べる側はどう思っているんだろう? そんな亜希さんの素朴な疑問から端を発したのが「かつての娘たち・息子たち思い出弁当アンケート」。迫力の回答数は昭和から平成への貴重な世相史となりました。
【頑張らない日のお弁当提案も】
とはいえ毎日のお弁当作りはたいへん! 亜希さんが考える「たまにはひとやすみお弁当」は、手抜きのようでいて実は子供としっかり信頼関係が結ばれていてこそ成り立つもの。いままさに、そして将来お弁当と格闘するお母さんたちに亜希さんから「たまには力抜いて!」と提案されたお弁当スキルです。
【実は男性にこそ読んでいただきたいのです】
「かつて息子だった男性たちに」。この本のひとつのテーマでもあります。言葉にはできない思いや気持ちをお弁当が伝えてくれる。そのことを誰よりも知っている著者が、特に思い出深いお弁当のエピソードを真っ直ぐな言葉で届けます。掘り起こした思い出は、ある家族の歴史であるとともに、私たちひとりひとりの歴史。読み終えたとき、きっと誰かとお弁当の話しをしたくなるはずです。
【目次】
ふるさとがくれたお弁当/もやしの達成感/コンビニ弁当はライバルか?/ 長男の好きなお弁当/次男の好きなお弁当/母が作ってくれたお弁当……ほか