帯が主役の、きものと帯揚げ、帯締めのセンス溢れる取り合わせは必見です！

大好評ロングセラー『樋口可南子のきものまわり』『きもの熱』で人気の文筆家・清野恵里子。卓越したセンスによる美しい「きものの取り合わせ」が評判となり、きもの好きを中心に多くの読者の支持を集めています。本書は、著者がその真骨頂と言える「きものの取り合わせ」をテーマに書き下ろした、まさに待望の書。主役にすえた帯は、「こんな帯があったら」と選んだアジアや日本の貴重な古裂の数々です。それぞれの布の美しさには目をみはるばかりですが、一番の見所は、きものと帯揚げ、帯締めとの組み合わせによって生まれる優美さ、愛らしさです。そんな著者ならではの「きものの取り合わせ」のヒントも満載しながら、選りすぐりの美しい組み合わせ１００点をオールカラーで紹介する本書。この一冊で、きものの愉しみがぐんと広がります。

目次	第一章　茜の鬼更紗 第二章　異国の布 第三章　日本の古布 第四章　涼やかな夏の帯 ほか、エッセイ「帯のこと」「帯揚げ、帯締めのこと」収録。