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開高健ノンフィクション賞

開高健ノンフィクション賞受賞作リスト

第14回 2016年 『マラス 暴力に支配される少年たち
  • 『マラス 暴力に支配される少年たち』
  • 工藤律子
    工藤律子
  •  中米ホンジュラス。2010年以降、5年連続で殺人事件発生率世界一の国。そこでは麻薬密売をはじめとした犯罪を繰り返す凶悪な若者ギャング団「マラス」が、組織間の抗争を繰り返し、軍警察とも激しく衝突する。
     マラスのメンバーになる条件は、誰か人を殺すこと。組織に入れば、仲間として受け入れられるが、そこから抜けるときは、死を覚悟しなければならない。
     26年間、メキシコのストリートチルドレンを取材してきたジャーナリスト工藤律子が、マラスがはびこる首都テグシガルパと、世界一危険な町といわれるサン・ペドロ・スーラで、元マラスや現役マラスメンバー、軍警察、そして牧師など若者ギャングの人生を変えようと奮闘する人々を追った。
     なぜ、少年たちは、凶悪で殺人も厭わないマラスに入るのか。
     殺人命令から逃れるためにメキシコへの決死の逃避行を果たした少年。マラスから抜けギャング以外の道を若者に訴えるラッパー。そして刑務所で囚人に語りかける元大物ギャングリーダーの牧師。今まで語られることのなかったマラスの現実を描いた衝撃ノンフィクション!
第13回 2015年
ごしき
『五色の虹――満州建国大学卒業生たちの戦後
  • 『五色の虹〜満州建国大学卒業生たちの戦後〜』
  • 三浦 英之
    三浦 英之
  • 日中戦争の最中、旧満州(現中国東北部)に設立された最高学府「満州建国大学」。日本、中国、朝鮮、モンゴル、ロシアの五民族から選抜された若者たちが共同生活を送りながら、日夜議論を戦わせていた。満州国崩壊後、母国へと戻った学生たちはどのような戦後を送ったのか。知られざる「もう一つの戦後」に迫ったドキュメント。
第12回 2014年 『ジャスミンの残り香――「アラブの春」が変えたもの
  • 『ジャスミンの残り香 ――「アラブの春」が変えたもの』
  • 田原 牧
    田原 牧
  • 宗教勢力の反動を呼び、中東を未曾有の混乱に陥れた「アラブの春」は徒労だったのか? 革命の意味を模索しつつ、3.11後の日本を考える。
第11回 2013年『誕生日を知らない女の子 虐待——その後の子どもたち (『壁になった少女 虐待――子どもたちのその後』改題)
  • 『誕生日を知らない女の子 虐待——その後の子どもたち』
  • 黒川祥子
    黒川祥子
  • 虐待を受けた子どもたちは、成長するにつれ、心身ともに障害を生じ、問題行動に苦しんでいた。そうした被虐待児が暮らす多人数養育施設「ファミリーホーム」に密着取材。心の傷と闘う子供たちと彼らを支える人々の現実と育ち直しの時を、あたたかく見つめる。
第10回 2012年『エンジェルフライト 国際霊柩送還士
  • 『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』
  • 佐々涼子
    佐々涼子
  • 国境を越えて遺体を家族のもとへ送り届ける国際霊柩送還士。海外における邦人の事件・事故の陰には必ずといっていいほど彼らの活躍があるが、今まで表だって報道されることはなかった。遺族、新入社員、創業者、ドライバー、二代目、そして取材者。国際霊柩送還に関わるそれぞれの立場から、死とは何か、愛する人を亡くすとはどういうことか、が語られる。
第9回 2011年『日本を捨てた男たち フィリピンに生きる「困窮邦人」 (『日本を捨てた男たち─フィリピンでホームレス─』改題)
  • 『日本を捨てた男たち ──フィリピンでホームレス──』
  • 水谷竹秀
    水谷竹秀
  • 居場所を失った日本を捨て、彼らはフィリピンに飛んだ。待っていたのは究極の困窮生活。しかし、フィリピンは彼らを見捨てなかった・・・・・・。今や社会問題として話題になりつつある「困窮邦人」の実態をフィリピン〜日本にかけての綿密な取材から描く渾身のノンフィクション。
第8回 2010年『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む (『空白の五マイル 人跡未踏のチベット・ツアンポー峡谷単独行」』改題)
  • 『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』(『空白の五マイル 人跡未踏のチベット・ツアンポー峡谷単独行」』改題)
  • 	角幡唯介
    角幡唯介
  • その空白地帯を埋めんとする古今の探検家たちの旅を追い、やがて筆者も谷を踏破。もう一度訪れたいと仕事をやめて挑むが、想定外の出来事の連続に、最後の旅は必死の脱出行の様相を帯び始める。
第7回 2009年『インパラの朝 ユーラシア・アフリカ大陸 684日 (『バックストリートの星たち』改題)
  • 『インパラの朝 ユーラシア・アフリカ大陸 684日』(『バックストリートの星たち』改題)
  • 中村安希
    中村安希
  • 新しい才能による次世代ドキュメンタリー誕生!
    47カ国、約2年間にわたる旅を今までにない清新な手法で描く。アジア、中東、アフリカ…現地の生活に密着した旅をクール&詩情豊かに活写!!
第6回 2008年『最後の冒険家』
  • 『最後の冒険家』
  • 石川直樹
    石川直樹
  • 「どうやって生きのびるか。それが最大の課題だった」太平洋横断飛行に挑戦する彼らの生き方は、なぜわれわれの心を揺さぶるのか。北太平洋に消えた熱気球冒険家・神田道夫と過ごした4年半の記録。
第5回 2007年『ねじれ 医療の光と影を越えて
  • 『ねじれ 医療の光と影を越えて』
  • 志治美世子
    志治美世子
  • 隣の病院で始まった〈人間復興〉の闘い。
    今、医療の現場では何かが起きている。「そのとき」我々はどうすればよいのだろうか? 闘うことで事態を変えようとした人々を丹念に描く。
第4回 2006年『さよなら、サイレント・ネイビー地下鉄に乗った同級生 『さよなら、サイレント・ネイビー』改題)
  • 『さよなら、サイレント・ネイビー-地下鉄に乗った同級生』(『さよなら、サイレント・ネイビー』改題)
  • 伊東 乾
    伊東 乾
  • 衝撃のノンフィクション・ミステリーの登場!
    選考会騒然、評価二分。刊行前から各メディア取材殺到。現役東大助教授・伊東乾が存在をかけて追いつめた「同級生の大罪」。裁かれるべきは、はたして誰なのか。
第3回 2005年『絵はがきにされた少年』 (『遠い地平』改題)
  • 『絵はがきにされた少年』(『遠い地平』改題)
  • 藤原章生
    藤原章生
  • 日本人が忘れた清涼な魂の物語。
    今なお、被差別、貧困に満ちたアフリカ。しかしそこには、足ることを知る、純朴な人々が生きている。放っておけば砂塵のように消えてしまう彼らの存在を、言葉を、著者は温かい目で掬いあげ描く。
第2回 2004年『ウーマン アローン』
  • 『ウーマン アローン』
  • 廣川まさき
    廣川まさき
  • 伝説の日本人の足跡を訪ねるため、女一人、初めてのカヌーを繰ってアラスカ・ユーコン川下りに挑んだ著者。様々な表情を見せる自然、人々との交流。それは楽しい学びの時でもあった。
第1回 2003年『虎山へ』
  • 『虎山へ』
  • 平岡泰博
    平岡泰博
  • 零下30度にもなる激寒の季節、まだ誰も撮影したことのない絶滅寸前の幻のシベリアタイガーの映像を得る為に、TV局のカメラマンである著者は、ロシア沿海地方の、文字通り虎の棲む山に挑む。
(優秀賞)
『越境人たち 六月の祭り』
  • 『越境人たち 六月の祭り』(優秀賞)
  • 姜 誠
    姜 誠

日韓共催W杯で定住外国人草の根ボランティアを立ち上げた著者。その経過と自分史、在日コリアンやブラジル人の実情を語りつつ「多文化共生」実現を提案。国家をまたいで生きる越境人の姿がここに。

『ダッカへ帰る日-故郷を見失ったベンガル人
  • 『ダッカへ帰る日-故郷を見失ったベンガル人』(優秀賞)
  • 駒村吉重
    駒村吉重

10年以上滞在のバングラデシュ人兄弟と同じ目線でつきあい、送還された故国まで追いかけた力作。全編に兄弟の作ったカレーの匂いが立ちこめる!

開高賞詳細 集英社 四賞

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